にっき

メイゲツタカハシの日常

10月10日

 

 

もうすぐ21歳の誕生日だ。

 

それとは1ミリも関係ないのだけど、ストロベリーショートケイクスの話をしようと思う。あれを消化するには二段階の手順を踏まないといけないと思っていたのだけれど、実は三段階あったことに気づいたっていう話だ。

ストロベリーショートケイクスを初めて読んだのは多分中学生くらいの時で、なんとなくポエティックなところと絵のタッチが好みだったので読んだのだと思う。その時は話の内容とかよりも雰囲気に酔っていた。この、雰囲気モノとして消化するのが第一段階。

そして、上京してすぐだから18やそこらの時に、第二段階。当時東京に友達がいなくて(今だって大して居ないけど)つまらなさすぎてひたすら実家から持って来た本や漫画を読んでいた。ふとストロベリーショートケイクス手にとって読んでみると、あーこれすごいわかる、えーこれってこう言う話なんだー!ってもう感動。中学生のときはフワッとしか理解できなかった、話に登場するメンタルヘラり気味ガールズの気持ちがもう、すっごいわかる。見た目がまあまあカワイイOLちひろちゃんがそんなに好きでもない男と付き合って、だんだん男なしでは生きていけぬ状態になっていく過程とか、それに耐えきれなくなった男がちひろちゃんを無残にも捨てるところとか、「そっちが好きって言うから付き合ったのに、どうしてわたしの全てを受け入れてくれないの!おかしいじゃん!」的な物事に対して感情移入して読めるようになったのだ。まあちひろちゃん以外の女もだいたいメンヘラなんだけど、おそらくちひろちゃんケースが一番この世界で頻発しているのでは、と思う。とまあ、こういった具合で男ってやっぱり無責任だよね、っていう消化の仕方をするのが第二段階で、それで完結だと思っていたのだけど、今日読んだら実はそうじゃなかったのだ。

だってこれ男悪くないじゃん!完全に悪いのちひろちゃんじゃん!やだよそんな頼られたら!って思いました、今日。もうなんかちょっとこの話書くのめんどくさくなってきた。

 

あと、なんとなく母親に電話した、今日。京都の畑で1.5キロのイモが採れたという報告を受けた。それ以外に特筆して話すべきことがないと言う母親が父親に電話をパスし、父親とも少し喋った。父親とは引っ越し先の話をした。

母も父もわたしが大学を卒業した後実家に戻るのではないかという希望を捨て切っておらず、(いや、もちろんそういう可能性も無いとは言えないけど)なんとなく心苦しい。別に戻ったっていいんだけど、実家。でも、夏とか年末に帰省する度に色々なものを消耗して東京に帰ってくるし、そもそも東京に「帰ってくる」と思うようになった時点で実家に戻る気は無いんだと思う。うわー、わたしが親なら泣いちゃうなこんなの。

 

あと、やっぱり学校に行くのは大事だと思った。

 

 

そんな感じで3ヶ月ぶりくらいに日記的なやつを書いた。早く寝よう。