にっき

メイゲツタカハシの日常

11月6日

 

 

眠れないので日記を書こうと思って、今書いている。

先程までアマゾンプライムでフリーバッグを見ていた。フィービー・ウォーラー=ブリッジは確実に友達になれないタイプの人間だ。

その前はフリーバッグを見ながらお風呂に入った。そろそろ大規模な風呂掃除をしたい。

その前はベッドでフリーバッグを見ていた。

その前は昨日から今日にかけて書いた小説を各SNSでシェアした。こういうことを恥ずかしいと思わなくなる日が来るとはとても信じられない心境だな、とか考えていた。

その前はフィービー・ウォーラー=ブリッジクラッシングの6話を見た。

その前は晩御飯(チョレギサラダとおにぎりと枝豆とゆで卵と金麦)を食べた。まともなものが食べたくなって、明日はきちんとタイカレーと春雨サラダを作ろうと決意した。

その前は長らく溜めていた郵便物の整理をした。私が探していた8月分の電気代の支払い用紙と、もはやいつから払っていないのか不明な水道代の支払い用紙は見つからなかった。

その前は郵便ポストに手を突っ込んで中の物を全て出した。

その前はコンビニでチョレギサラダとおにぎりと枝豆とゆで卵と金麦を買って9月分の電気代を払った。水道代も払いたかったのに、用紙の期限が切れていて払えなかった。水道が止まると面倒なのでこまめに郵便ポストをチェックする日々が続くと思い、少し憂鬱になった。

その前は電車の中で小説を書いていた。隣に座っている人に読まれたら恥ずかしいなと思って字を小さくして書いていたのだがそんなことを恥ずかしがる自分の小ささのほうが恥ずかしくなってきてすぐに元の大きさに戻した。

その前は渋谷を歩きながらフィルマークスでレビューと呼ぶのもおこがましいほど簡単な感想を書いて、そのまま帰るかどこかのカフェでノマドをするか飲みに行くか迷っていた。

その前はユーロスペースで「動くな、死ね、甦れ!」を見た。たまにどれが主役の男の子なのかわからなくなって混乱したが、出てくる子役たちのどつき方がどれも一級品で、それだけでも見た価値があったな、と思った。

その前はユーロスペースになかなかたどり着けずに道玄坂付近のラブホ街をさまよっていた。「渋谷のユーロスペースと下北のビレバンには何回行ってもなぜだかたどり着けない」とツイートするか迷って、自分が出来ないことを世間に発信するの恥ずかしすぎるということに気付いてやめた。

その前は電車の中で小説を書いた。津村記久子みたいに書こうと試みていたのだけど、ただの津村記久子崩れというか津村記久子?みたいな仕上がりになる気がした。それでも基本的には楽しくて仕方がなかった。筆が乗らない時は電車の中で書くのがいいかもしれないと思った。具体的には山手線をぐるぐる回りながら書くとか、そういう感じ。

その前はノロノロ化粧をした。最近新しい化粧品を買っていないので、化粧に対するモチベーションがゼロに等しい。フルで化粧をするのはちょっといいと思う男の子と出かける時か、飲み会等写真を撮られる可能性がある時だけだし、しかも今現在ちょっといいと思う男の子が存在しない。早急に新しい化粧品を買わないといけないと感じたが、現在の財政状況ではもうそろそろ無くなりかけているRMKの下地を買い足すのが限界だと思う。

その前はシャワーを浴びた。

その前は目玉焼きをのせたトーストをかじりながらフィービー・ウォーラー=ブリッジのクラッシングの1〜5話を見た。アンソニー役の俳優がすげえタイプだったのでたまんないと思った。調べたらダミアン・モロニーというちょっと下ネタっぽい名前だったので嬉しかった。アイルランド出身らしい。そういえば高校生ぐらいの時にウェールズ出身の俳優にお熱だったのだが、名前を忘れてしまって悔しい。

その前は目を覚まして携帯で時刻を確認すると9時だったので、起きた。