にっき

メイゲツタカハシの日常

2月19日

 

 

10時56分に起床。終わってる。言い訳をすると昨日全然眠れなくて4時ぐらいになって諦めて納豆を食べた瞬間に急激な眠気が訪れて寝たためである。最近完全に負のサイクルに陥っていて、昼夜が半分ぐらい逆転している。本当は0時前に寝たい。寝たいけど眠気が降りて来ない。1年ぐらい前は22時には寝て5時前に起きて即友達にライン送ったりして「今から寝るの?今起きたの?どっちにしても迷惑」などと半ギレ気味にお褒めの言葉を頂いていたのに、どうしてこんなことになってしまったのだろう。一度完徹することによって体内時計を強制リセットすることも視野に入れていきたい。ところでヤクルト1000って効くのかしら。

 

14時半までダラダラすると決めてベッドから出ないルールを己に課したが、昨夜の私がベッドから手の届くところにパソコンを置いていたため結局仕事の資料を読んで物思いに耽ったりエゴサをしたりしていたらなんかこうあまりダラダラした実感のないままダラダラタイムが終わってしまった。

 

そして私は重い腰を上げた。掃除をせねばならない。年末に軽く掃除をして以降全くと言っていいほど全ての家事が放棄され、半ば取り返しのつかない状態になっている我が家の秩序を取り戻すべく立ち上がったのだ。チャンスはもう今日しかない。今日を逃せばもう8月ぐらいまでこの状態をふんわりキープすることになるだろう。しかしながら意志よわよわ村のご出身である私めはひとりで掃除を完遂する自信がまるでない。とりあえず1〜2回洗濯機を回してお茶を濁すことになる。こんな時には第三者に介入してもらうしかない。

 

そうだ!誰かと電話をしながらなら出来そうな気がする、と思って最近すべてのチョイスをミスりまくった結果放浪の旅に出てそのまま行き着いた対馬に移住した親友に「なにしてる?」とラインを送った。すると5分ほどして親友から電話が掛かってきた。かくかくしかじかの理由であなたと電話をしながら掃除させて欲しいと伝えると親友は想定より500倍ぐらい高いテンションで快諾してくれた。絶対に「は?なんで?」と言われると思ってたのに、逆に怖いな、どうしよう急に金貸してくれとか言われたら……などと数々の不安が沸いて出たので理由を尋ねるとなんと親友も部屋の掃除に着手しようとしているところだったらしいのだ。それはもう見事なハッピーアイスクリームである。あと親友の名誉のために一応書いておくが親友が私に金を貸してくれと頼んできた覚えはない。むしろわたしがいつも貸してもらっているし、6年ぐらい前には引っ越しを手伝ってもらった(軽トラまで出してもらった)にも関わらず焼肉を奢ってなあなあにした。

 

親友とお互いの終わった部屋を見せびらかしあったり、仕事の話やお互いの近況、最近読んで面白かった漫画の考察などを話しながらとりあえず全てのゴミを適切に処理していきなんとか「泥棒がドン引きして帰る部屋」から「お仕事が忙しかったのね〜などと思いつつ金目のものを物色する部屋」ぐらいにはなった。親友が換気扇を掃除し始めるという意識高いムーブを見せたのに触発されてわたしも換気扇を掃除したりして、めちゃくちゃうまい人たちが集まってるスケートパークみたいな状態になったのも高を奏したと思われる。

 

部屋が片付くと壁に何かを飾りたくなったので1年ほど前にメルカリで見つけて衝動的に買って放置していたコナミスポーツクラブのワッペン(20級から1級まで全部揃って740円ぐらいだったと思う)を壁に貼ってみたら想像以上にスタイリッシュな感じになって面白かった。メルカリには要らないけど欲しいものが無限に売っていて困る。ありがとうメルカリ。わたしの生きる糧です。私の家にはキモい収集品たちがたくさんあるので(水道修理屋さんのマグネット、お土産マグネット、お土産Tシャツ、ベルマーク、洗剤とかに貼ってある販促用のシール)私が死んだらそういうキモい収集品はすべてメルカリで売って欲しい。多分売れないと思うけど。1ヶ月経って売れなかったらミニマリストの友達の家に送りつけて欲しい。かなり嫌がると思うので。

 

気分が乗ってきたので洗濯機を回して、長風呂をして今に至る。一歩も家の外に出ることなく久しぶりの休日を心の底から楽しめた。今日こそは絶対0時より前に寝ます。